あ〜勉強勉強勉強勉強勉強
お盆です。
お盆なので実家に帰り、そして、勉強をする。

めまいがしますね。勉強以外の目的では読まなさそうな本の群れ。
まぁ福田先生は、大正期日本のアカデミズムにおける社会主義への傾倒を批判し、厚生主義に生きた”特殊性”を有す、ガチオタクがいそうな先生なので趣味で読む人間がいるかもしれない。
また、以前も書いた通り1970年代以前の本ばかり読んでいるので、も〜〜〜いわゆる講座派の大日本帝國という後進国、東洋において特殊性を有した絶対主義王政への批判が止まらない!
講座派というのは、1930年代に形成された「明治維新は軍事クーデターにして(≒民主主義革命ではない)大日本帝國とは未だ封建的社会に位置する政体である」とする一つの学派です。これに対して「明治維新によってある程度民主主義革命が達成された」とするのが労農派。うーん、この解釈あってんのかな……。
こうした唯物史観は1930年代から1970年代かけての日本歴史学の主流でしたが、現在では批判的に見られる方法論。でも自分が一番好きな経済史学者の石井寛治先生は講座派の継承者らしいです。こマ!?
まぁ読んでいる本が賃労働史論と”家族主義”論という、ガッツリ被支配者側の研究なので、政府に対する批判も鋭利になってくるというもの。
たまに出てくる鐘紡の名前に辛うじて癒やされる。
業界三位であるにも関わらず、最初の一万錘規模紡績会社となった大阪紡績と並び、常に研究書で一番に登場する鐘紡さんの輝きぶり、やっぱ最高やな……🥺
というわけで鐘紡が登場している所をちょっとだけ引用。自慢です。
「(引用者注:紡績連合会は職工の移動を制限する協約を交わし)紡績資本総体の利益のために、個別資本の恣意的な活動に制裁を加えんとしたものである。しかしこれに対しては鐘紡、倉敷紡績のごとき有力なアウトサイダーが存在したこともあって、必ずしもその実行を見るに至らなかった」
理想のためには制裁を恐れないその自主性、最高やな───
鐘紡と倉敷紡績は、双方ともに労働者保護施策でもって知られる、当時の業界の良心と呼ばれたような存在。
しかし鐘紡は温情主義、倉紡は協調主義に立っての施策なので、両者はそれぞれ仲良しなわけではありません。倉敷紡績の指導者、大原孫三郎は温情主義を批判していますし。
両者が関西出身な所、関西財界の方が独立不羈の気風があって関東財界よりもキャラ立ちしてるんよなぁと思う也よ。
「かかる低賃金こそ日本紡績業確率の第二の基盤なりしところである。紡績資本のチャンピオンが語るごとく、「我国紡績業界の発達が我国労銀の低廉なりしに負ふ所多きことは明らかな事実である」(武藤山治「紡績業」8頁)」
ぇ〜〜〜‼️🥺💦
隅谷御大に武藤君がチャンピオンと呼ばれるの、武藤君のアイドルぶりかなと🎶🎶🎶オタクとして、テンション上がりますねぇ‼️☝️😄
しかし、学徒としてここで思い浮かぶべきものは、武藤山治がWW1後にできたILOの第一回会議で、日本においてのみ繊維業界の長時間労働を猶予付きで認可させたことの方でしょう。
この件に関しては、特に阿部武司『創成期のILOと日本工業倶楽部』を見よ。PDFでは読めないから国会図書館に印刷してもらいな!資料請求用のURLはここに置いていくやで!
研究書で推しの名前を見るたびに、まず推しが研究者にとって取り上げる価値のある存在であるという、そのアイドル性、史上における存在の意義に喜び、次に批判的精神で持ってその文章を読むという、二段階認知を得る。
ともかくこの二週間は、こういっためまいのする本と親戚詣に明け暮れており、オタクとして話す内容が何も無くて驚き!
強いて言うならば、士郎正宗展を見に行って、近代日本×義体化SFを考えていたくらい?
士郎正宗の『攻殻機動隊』や『アップルシード』は、『銃夢』(特に『Alita:Battle Angel』)に並んで、自分を義体好きにさせた作品です。
人間は常に自分の肉体にコンプレックスを持つのが自分の持論です。幼い、或いは病弱な人間は強く頑丈な肉体に憧れ、一方で健常な成人でさえも、異性や、或いは小動物といった、現在の自分の立場とは全く異なる存在になる妄想によって、自分を慰めることがあります。
どちらにせよ、『生まれ持った身体』という自分では全く選択できない枠があるからこそ、その枠に対して人は苦悩を抱えます。
義体化技術が浸透した時、人類は自分の肉体を拡張性するために、自分の肉体を捨て望む姿へ変貌するために、現代の整形やVRアバターの延長線上の概念として義体化が現れるでしょう。
しかしながら、その義体化技術も、結局は富裕層(もとい性産業)に限られた技術になるのではないか。まさにAIやVRのごとく。
『銃夢』では貧困層が義体化し、富裕層が肉体を欲しがる構図が描かれました(誤った解釈であるかもしれない)が、結局のところ、義体は故障した際に修理代が必ず必要になるのが問題。肉体であれば燃料の食料さえあればある程度自己再生するので、肉体のほうが安上がりです。もっとも、義体もいつか強力な自己再生能力を持つようになるかもしれませんが……うーん、機械の原料といえば、鉄にアルミという考えもいつかは消え去り、カーボン、そしてプラスチックになっていくのでしょうか。
尤も、全身義体レベルの義体化世界実現のためには、現在の生殖観念を一新する必要があると思います。義体化すれば、子どもを産めないどころか、ホルモンの分泌による感情、生理的反応や身体の成長もなくなるわけですし。
現代の晩婚化とそれに伴う不妊率、あるいは妊婦の負うあらゆる制限への女性の懸念を考えれば、チューブベビーは遅かれ早かれ登場するものだと思います。そして、そういう技術が浸透すると逆に富裕層の間で『肉体から産む』ということによる、経済的、道徳的ステータス価値が普及して……。
オタクの早口、やめてね❓️✋️😄
ともかく、自分が言いたいことは!?
池田成彬や武藤山治のような、若い頃、自分の肉体に病弱なコンプレックスを有している推しが、義体化して、アイアンボールをしているところが見たい!
冷徹に見えて闘争心の塊にして独特のプライドを持つ池田の闘う姿が見たいよ〜〜〜という願望をずっと持っている😢
池田は困難な状況で「なんで俺がこんな目に……😡」と内心キレながら他人を引きずってズカズカ進んでいく所に妙味がある。
静岡市歴史博物館に行きましたよ
渋沢史料館と並んで行きたいと思っていた、あの!?井上侯の銅像がある静岡市歴史博物館へ行きました🎶
めっちゃ綺麗だし派手な造りで良かった(小並感)。
色々な感想や写真はまた旅レポの記事をあげて語ろうと思います。
あと静岡駅から行く途中に駿河屋本店があって激アツでした。そしてその向かいにはMelonbooksが。
都会羨ましすぎるだろ……。
定期没コマ報告
と、言いたいところですが、最近は下絵の前段階で描き直すことができているため、報告できるコマがありません🎶
代わりとして、部分的にカットされるのが惜しい池田成彬を見よ。

以上、お盆の日記でした。