推し(擬人化八幡)香水感想+α

 2024年の夏、北九州へ石炭鉄鋼業遺産旅行するため、色々予約した祝に注文した、擬人化八幡製鐵所のイメージ香水の感想。前回と同じくscentlyさんに注文したもの。

 流石に北九州へ持っていくと湿度と温度の落差で香水が変質してしまうと思うので携帯はできないが、家の中で楽しんで旅行計画の詳細を練ろうと思う。


全体的な香りの要約

スパイシーかつ落ち着いた、ウッディ系の香り
 メッセージに書かれた調香師さんの感想曰く「スマートな好青年」とのことで、この形になった。スパイシーが効いているのは、オーダーシート上の「何か香りのイメージはあるか」という質問に「二面性のある人物像なのでフローラルにスパイシーが効いていると面白そう」と答えた影響かも。
 苦みのある清涼感ある香りには、複雑な陰影があり、大人びていてどこか緊張感を感じる。集中力が高まりそう。

Top Note:ハーブのような清涼感ある香り

  • ベルガモット
  • 柚子
  • マジョラム

 メッセージではベルガモットを強調。調香師さん曰く「どこか気品や落ち着きも感じられる香り」と。
 ベルガモットの香りは柑橘系の爽やかさとフローラルの甘みを持っている。アールグレイの紅茶の香り付けに好んで用いられた。どのような精油にも合わせやすい香りで、夏や朝といった爽やかな始まりを感じさせる。
 花言葉は「贅沢」「特別な時間」「新種」「奇跡」前者の花言葉は高級品であった紅茶の香り付けに用いられてきたこと、他の柑橘系精油は多くが食用と併用されているのに対しベルガモットは精油用のみに用いられてきた影響か。後者はベルガモット自体が、ライムとビターオレンジの交配種と推測されていることからだと思われる。 
 ベルガモットの爽やかさは、八幡の第一印象の中で書いた「スマートな好青年」の部分かな?自分の中での擬人化八幡の第一印象は「そこまで社交的ではないが、人と話せば常に落ち着いて礼儀正しく立ち振る舞う」というものだったので、この爽やかだけど落ち着いている香りは解釈一致だ🥰
 花言葉も似合うのがLOVE。国家予算で養われる企業、流石に「贅沢」だと言われざるを得ない😭はぁ❓😡今泉技師の八幡の営業が如何に優れているか力説した記事読みなさいよ!八幡はちゃんと自分で稼げる男だが!?
 「新種」「奇跡」←これ……鉄鋼一貫体制の完成のことか❓🥺いや鉄鋼一貫体制は野呂景義が釜石で実践して研究したものなので「新種」とは言い難いし、八幡の鉄鋼一貫体制は和田-中村+野呂体制下17年の努力の結晶であって「奇跡」では無いですけど……😡
 あ〜んッうるさい❗😭💦釜石の鉄鋼一貫体制はあくまで実験的なものであって商業レベルまでは維持できて無かったでしょ!よって、商業レベルで鉄鋼一貫体制を実現した八幡は鉄鋼業界における「新種」です。それに西欧において400年近くかかってようやく大成した鉄鋼一貫体制を日本では釜石→八幡にかけて50年程で導入できたのは歴史上における「奇跡」といっても過言では無い😤
 はい、擬人化創作や歴史創作を含めた、モチーフあり創作の解釈っていうのは、こうして事実を自分にとって都合の良い形へフレーミングすることにより生まれるんですね👊😁自戒の意識を持てよ?いや自分で自分に釘を打っていくのか……。
 
Middle Note:大人びた苦みの効いたフローラルな香り

  • ゼラニウム
  • エレミ
  • クローブリーフ

 メッセージでは触れられなかった部分だが、ここは筆頭に来るゼラニウムを取り上げて推語りしておきましょう。
 ゼラニウムの香りは、フローラルな甘さをまといながら同時に青い爽やかさをも含み、香水でもフローラル系からウッディ系まで様々な香料に調和する万能ぶり。甘くリラックスさせる香りにもマスキュリンでキリッとした香りにもなる、ユニセックスな香料。また、ハーブとしても知られ、虫よけや抗菌、鎮静の効果があり、医療にも用いられてきた。多年草で開花時期が長く、少ない手入れでも育てられるので西欧では近世から庭先で育てられてきた。
 花言葉は「尊敬」「信頼」西欧では虫除けとして用いられてきたのが、転じて魔除けや厄除けとして窓際に置かれるようになり、この花言葉に繋がった。
 万能で強健、これは鉄鋼のデパートにして市場を支配する怪物、まさしく八幡ですよねぇ!あと魔除けの効能もいいですね。政商から守ってくれ八幡を。いやむしろ逆に、八幡自身が生まれながらの政商なのだが❓😡鉄鋼の売り先のメインは政府各省でしょうが❗
 「尊敬」「信頼」いうまでも無く──官営八幡製鉄所には尊厳があるので、当然の言葉ですよね……😌
 
Last Note:柔らかで落ち着く木々の香り

  • ベチバー
  • パチョリ
  • アンバー

 メッセージではパチョリを強調。調香師さん曰く「パチョリは土の匂いを思わせる複雑で奥深い香りが特徴」「単体では香りが渋いが、他の精油と合わせると香りに奥行きが出る」と。
 パチョリの香りは、エキゾチックでスパイシー、お香のような香りだが、時が経つとローズのような芳醇な香りに変化する。南アジアや西アジアでは古くから薬草として、虫よけや解毒剤として用いられた。中国では、下痢や嘔吐に有効だとして漢方に用いられた。
 花言葉は「隠蔽」「癒し」前者はパチョリの持つ強い香りが、他の匂いを消すために用いられたことからか。また、虫よけに用いられていたことから、敵から隠すといった意味があるのかも。後者は虫刺されや蛇にかまれた際、解毒剤として用いられたためか。
 ラストノートはやはり内面、第一印象とは異なる性格の二面性を表す部分なので、その意外性を示すスパイシーな香りを持ってきたのだろう。自分にとって擬人化八幡の内面は「内省的で他者に寛大ではあるが現実に諦念を抱き、競争相手には容赦をしない苛烈さを持っている」というものだったので、落ち着いた独特な香りながら実は虫除けの効能を持っているというのは良いな〜と思った。
 花言葉も結構解釈一致してるかも。「隠蔽」っていうのは、内省的で色々考えるも、軽はずみな行動はできないことをよく自戒しているために、自分のなかで考えたことを封印してしまう擬人化八幡像の姿に似合うと思う。え❓1917年の汚職に対する隠蔽なんじゃないかって⁉️いや八幡の汚職はそもそも販売部を監督できていなかったことから始まってるんだから、花言葉で言うなら「隠蔽」じゃなくて「死角」「盲目」「無関心」でしょ😡
 「癒し」←八幡の職工向け福祉が手厚いことを暗示している……⁉️😲


 

結論

 前回よりもずっと落ち着いた感想だ……。やはり、一度経験していると、こう……きちんと身構えて受け身をとれるというか……。しかしその分読みやすい文章になったので喜ばしくもある。擬人化八幡の性格が落ち着いているからか香りにも緊張感があるし、背を正したくなる気持ちが湧いてくるのかも。頑張って旅行計画を詰めていこう!