三井銀行オタクスターターセット

 どうも。三井銀行オタクのvar:Int!です。
 歴史オタクのあるあるといえば!?やっぱり、人物や団体に興味を持った最初の段階では、どの本を読めばいいか分からないこと!
 amazonで推しの名前を検索欄に入れて本を調べても、難しさであったり内容の厚みであったり、どれを選ぶのが正解なのか、不安でいっぱいですよね……。で、あるならば、先達として初心者向けにおすすめの本を伝授するのが親切というもの。自分も三井銀行のことは手探りをしながら色々な本を買いました。
 というわけで、今回は三井銀行オタクの自分が買ってきた中から、オススメだよ🎶という本をご紹介!
 このスターターキットを揃えて、君も三井銀行について詳しくなろう!

スターターセット三冊の紹介

小島直記『福沢山脈』(河出文庫、1989年)※リンク先はamazon
 近代日本財界入門の必読本にして、日本の名だたる経済小説の中、燦然と輝く伝説的作品。
 後に明治期の三井財閥の重鎮となる朝吹英二を中心に慶応義塾、ひいては福沢諭吉に連なる明治初期の三菱、三井における財界人(そしてそこに挟まる政治家・尾崎行雄)の活動を群像劇によって描き出す作品である。
 様々な視点で描かれるが、説明が豊富で財界の知識がない初心者でもよく分かる内容になっている。また、随所に挟まれる逸話がどれもユーモラスで、登場人物の魅力を引き立たせている。

 上巻では明治維新の動乱に揺れる日本の様子のなかで奔走する朝吹や福沢の前半生を描き、主に政界、そしてそれに結びつき発展した三菱財閥の描写が中心となる。
 三井銀行が出てくるのは下巻からだ。朝吹の義兄にして、三井銀行副社長となった中上川彦次郎を中心に、彼が推し進めた三井銀行の改革や三井財閥における工業化の様子が様々な財界人の視点で描かれる。

 1960年代の小説だが、2011年代に文庫本化されたため、かなり入手しやすい。なんとAmazonでは500円以下で入手できるようだ。[2023年1月18日時点]
 そんなわけで文体も読みやすい。作者の小島直記先生は多数の経済小説を手がけてきた大家の一人である。長年、群像劇を中心にてがけてきた作家でもあり、三田系財界人の恒星たる人物を集めて、明治初期の日本財界の発展を描き出す本作は、まさに地図代わりとも言える内容にまとまっており、初心者にうってつけである。
 この本を読んで、君の推しを見つけよう!あぁッ!待ってくれ!そっちは三井銀行沼じゃない!初期三菱財閥沼に行かないでくれーーーッ!(嘘♡当然、行っても、構いません!なぜなら、どうせ真の沼にハマった時には、三井財閥の沼にも戻ってくることになるから、よ……🥲)

 三井銀行オタクとしては、是非下巻の中上川の快刀乱麻ぶりを見て頂きたい。政府との関係によって傾いた三井銀行を、ズバズバ建て直してゆく中上川とその弟子、三田系財界人に惚れれば、誰しも三井銀行オタクにならざるを得ないのだ。
 特に中上川時代は三井銀行史全体の中でも最も痛快で見応えのある時代の1つであり、財界オタクでなくても非常に楽しめるのでおすすめ。

 

堀江朋子『三井財閥とその時代』(図書新聞社、2010年)
 経済小説を読んだら……やっぱり、史実を確認してみたくなりますよね❓🤔
 そんな貴方の希望に応える、700頁越えの大作がこちらです。こんなに厚い本ですが、学術本では無いので表現も分かりやすく、非常に読みやすい!なんと中高校生でも読めるくらいの内容。
 著者の方は歴史研究者では無いが、大学の同級生を通じて三井十一家の当主の一人と知り合い、本を書いてほしいと頼まれて書き上げた一冊。「研究者や従来の作家が書いたものにはない著者自身の視点で書いてほしい」という依頼主の当主の意向が、内容のわかりやすさ、そして人間味に重点の置かれた記述と優しい視線に反映されているのかもしれない。

 この本では近世、江戸時代の三井組から戦後までの三井財閥を追って描いていく。物事はなんでも前後を知ることでさらに深みが増すというもの!皆も第一銀行を乗っ取ろうとしたら渋沢栄一から追い出されて反抗する三井組を見よう。中上川が快刀乱麻を振るう理由となった、政府との強い結び付きの背景もよく分かる。また、この本では三井銀行のみならず、三井物産や三井鉱山、ひいては、なんと⁉︎あの三井合名や三井信託(激レア)など、通常の本ではあまりフューチャーされにくい会社の歴史までを網羅しているのだ。そうした三井財閥の軸となった部門の発展の概要を知ることで、多角的な三井財閥像を捉えられる。

ちょっと……裏話しても、良いか?
 この本をなぜ推すか?その答えは、省かれがちな私の推し、米山梅吉が関わった三井信託と三井報恩会について触れていて充実しているから、というのが本音。なんとこの人、米山梅吉記念館の官報にも寄稿してくれている!「深く感情移入してしまう人物」「写真で見ると、中々の男前である。その人間性と合わせて、米山梅吉も私のあこがれの人間である」……米山梅吉に対する深い愛、感じます。感涙。もうこれは広告せずには居られません!というわけで、この本をおすすめしたわけですな。
 でもその他の側面、二六新聞と三井財閥批判の関係や三井合名会社の変遷など、かなり内容が充実している上に、3300円で700頁、胸アツすぎるコストパフォーマンスは見逃せない!本当におすすめの一冊です。

 
池田成彬述、柳沢健編『財界回顧』(世界の日本社、1949年)※リンク先はamazon
──近代日本金融史における金字塔的立ち位置の本。少なくとも、三井銀行のことを語る上で、この本を抜きにはできない。

 上記の2冊を読み、ある程度知識をつけた後で読むと、実際にその時代を見て体験してきた行員としての実情、本音を感じることができて楽しい本。Amazonでの相場は……大体2000円辺りでしょうか。

 明治二十年代後半に三井銀行に入行し、昭和期の三井財閥における独裁的指導者にまで登りつめた、三井銀行筆頭常務かつ三井合名理事長池田成彬による回顧本。池田は三井銀行、そして昭和期財界の中心的立ち位置にあった人物である。三井銀行のみならず、三井合名時代や戦中期の商工大臣時代のことも書かれている……そして池田の幼少期のことも。いわば自伝だ。
 この本は記者のインタビューによって書かれた本であり、会話形式で話が進む。池田が中心となって当時のことを語り、各時代の関係者、三井財閥における彼の右腕、金子堅次郎や電力問題でタッグを組んだ、松永安左衛門などが補佐役としてその会話に加わる。時折パッと出てくる冗談が人間味に溢れていて、普通の自伝とは違った味わいがある。

 初版が出版されたのは1950年代だが、1990年代に現代的言葉遣いに改めた新版が出された。そのため、文体はかなり読みやすい。しかし、その内容は……三冊の中でもっともハードルが高い本である。
 本の最初の方の三井銀行に関する記述はわかりやすいが、時代が進むにつれて預金協定や電力問題など、前提知識が無いと難しい内容になっていく。(また、あくまで池田の視点によって書かれた本であるため、必ずしも事実に即しているわけでは無いことは注意するべき点である)
 しかしながら、これはいわばスルメ本なのだ。

 そう、この本は回顧本であり、読者に知識があることを前提としているジャンルの本である。しかし、だからこそ、オタクとしてもっとも楽しめるジャンルでもある。
 様々な知識をつけた後でこの本を読み返した時、あぁ、作者がここで言ってることって、こういうことだったのか!となる瞬間こそが、歴史オタクとしてもっとも楽しい、かつ興奮する体験なのだ。
 こういう難しい本は内容を理解するために何度も読み返すことになるが、読み返し、そして新しい気づきを得る度に、自分の成長を感じて、さらに勉強することが楽しくなる。
 この本をオススメするのは、「史実を知る楽しさ・調べることで体験する興奮」を知って欲しいからなのだ。
 そう!これはあくまでスターターセット!沼の入口は始まったばかり!君の三井銀行史探求は始まったばかりなんだ!

 つまりこれ……もはやオタ活じゃなくて、学問の世界に……経済史に、引き込もうとしている〜!?来いよ!お前も三井銀行から日本近代経済史の沼に来い!皆で一緒に経済史論文を読もう!

 というわけで、オススメの論文を紹介していくわよ。
……と、行きたいの、で、す、が。

ン……⁉️なんだか、流れが……🤔

 残念ながら私は三井銀行の論文をそこまで読んでないんですよね。

嘘だろ……❓😟ここまで、こんなに自信満々で語ってきて、何だこのオチ……💢🤯

 だって……‼️😢💦💦推しが批判されるの、嫌なんだもん……💥👊😭武田晴人先生の、池田が頑張って推し進めた『財閥の転向』に対する冷めた目を知っているオタクの気持ち、分からないの⁉️もう……三井青山系を超!?肯定して下さる峰堀生先生の論文しか読めんて……(峰御大の最高神万代順四郎論文是非読んで♡)

この……ッお馬鹿さんが‼️😰批判されるのが嫌なら“歴史学”なんて触るんじゃありませんねぇ❗️😠一生自分にとって都合のいい情報に囲まれて生きていきなさい‼️

 ウオオオッ💢💢🐺(理性と戦う獣の咆哮)

( ´・ω・`)っはんかち

😣<あっ……ありがと……‼️

論文を読もう!

 はい、少し取り乱してしまいましたが、やはりオタクとして、自分が対象に興味を持ち知識を得る気概を持っていることを表明している以上、自分の発信には常に「当該の知識を充分に持っている上で発言している」という期待の目にさらされていることを覚悟しなくてはいけない。だからこそ、自分が無知であるってことを開示するのも大事なんですよね。
 自分は無知な存在です。だから、勉強します。
 小学生の宣誓かな?
 ──いや、精神と加齢の関係において最も重要なことは、どこまで子どものような純粋さを保てるかということなのだ。

 このサイトに書いてあることも全部Wikipedia以下の信憑性しかないんだから、信じては、駄目!Wikipediaと違って、他者による記事編集という校閲機能も無いからね。なお、Wikipediaを信じるものはこのサイトを信じても良いものとする。これが、

 とはいえ、自分の拙い知識の中から、幾つか上げていきます、三井銀行論文を。やっぱり知っているのに言わないのが1番の罪。”巧言令色”していこう!三田系のオタクだからね〜♪♫🎶(池田成彬述、柳沢健編『故人今人』p.5)
 論文ですので、めちゃくちゃ分かりにくい表現が出てきますし、なんなら自分もその内容を全く理解出来ていない可能性が高い。そして自伝の2倍くらい前提知識を要求されることをお覚悟せよ。まぁ普通学者しか読まんからそんなもんじゃ。
 でも気負わないで!こういうのは経験を重ねればわかるようになるもんなのよ。それこそ『財界回顧』のように、噛み締めるうちに旨みに気づくというもの!最初の方はもう流し見くらいで読んで、当たって砕けろ!分かりにくいとこには付箋貼って、後でなんか関係してそうな資料を見つけた時に戻って確認すればいいさ。
 20%分かる……を繰り返して50%にでも達したら御の字だと思って読んでいます。
 なお、今の自分は明治初期の三井銀行のことしか調べていないので、その時代の論文しか分かりません。


安岡重明「明治十年代の三井組」(『同志社商学』1967年)第19巻2号、pp.2-39
津田秀雄「維新期三井大元方の内部監査体制」(『経済理論』1992年)第247巻、pp.1-28
 両方とも、主に「三井大元方」を対象にした論文。
 三井大元方は三井呉服店と三井両替店を統括する為に三井高利(三井呉服店創設者)の時代に作られた機関。主に三井家同苗(三井十一家)の当主が役員となり運営していた。
 明治初年代に三井銀行が設立する際に、三井大元方の権限の大部分を三井銀行に移し、三井家と三井組の事業を切り離す運動が起こるが、それを巡っての紆余曲折を追う内容。
 注目したいのは「主従持合の身代」という思想。”三井組”から”三井財閥”へと組織像が変化していく上で、重要な経営思想ではないか。
 一体どんな思想なのか?それは……まぁ、是非読んでもらってね……😁

 安岡先生の方の論文は三井家内部での反応も詳しく取り扱っていますか、その分話が広がって難しい内容。津田先生の論文は制度面を重点的に書いているので、大元方と三井組の関係について理解しやすいのはこっちだな……と思っています。

 でも津田先生の論文は残念ながらネットでは見れません。悲しい。大学図書館等の雑誌所蔵に当たるか、国会デジタル図書館で複写依頼を出す(有料)のが1番良いのでしょうが、できないよ〜という方は、自分のノートにとったメモでも見てください。

var:Int!のノート
ネタバレ注意!

 安岡先生の論文は無料でダウンロードできるので、是非読んでみてください。
 
石井寛治「銀行創設前後の三井組」(『三井文庫論叢』1983年) 第17巻、pp.1-55
 三井組がなぜ明治政府御用商人の中で一人生き残れることができたか?その疑問に対するエポックメイキング的な論文……と理解している。

 設立当初の明治政府における東京の御用商人は3組あり、島田組、小野組、三井組であった。しかし、新政府からの軍用金の取り立て、明治維新前後に没落する商人たちの影響で、彼らの資金力も限界に達していた。そんな彼らにとって命綱となったのは官金取扱である。政府省庁の預金を管理する代わりに、期限内であれば自由に運用しても良いという制度で、いわば明治政府からの恩恵だ。彼ら三組はこれを運転資金として、なんとか事業を続けていた。
 しかし、小野組(だと推定される)が事業に詰まり、期限を過ぎても官金を納められないという事態を招いたことが政府の怒りを買ってしまう。政府は御用商人三組、国立銀行らなど官金取扱をする事業者に対して、預けた官金の三割の抵当(担保)を出すように命じる。しかし、既に官金に依存し危機的な経営に陥っていた二組にはそのような高額の抵当を出すことができず、明治7年に破綻した。
 一方、三井組は三組の中で唯一これをやり過ごし三井銀行を設立、三井財閥として近代財界の雄となる。

 なぜ、三井組のみが生き残ることができたのだろうか?通説では、相談役であった井上馨の庇護によるものだと言われている。
 確かに、井上が政府による抵当要求の知らせを三井組には事前に漏らしていたという話はあるが、三井組に一時的に金を与えたとまでいう記述はない。井上の庇護があったとしても、危機的な経営に陥っていたのは三井組も同じである。彼らはなぜ抵当分の大金を用意することができたのだろうか?

 この論文では、主に三井両替店の収支における危機的な状況の背景を分析するところから初め、抵当要求をどのように乗り越えたのかを明らかにする論文である。
 既に今の三井財閥研究においては通説となっている論であるから、読んでみると「あ〜そういうことか〜」となるだろう。
 でも……やっぱこういう原型になった論文を読むって……ロマンがあるよね……😊というわけで、ご紹介いたしました。

 ちなみにこれもネット上では読めません。そんな……😥三井文庫論叢ははやく50巻以前の巻もデジタルアーカイブス化してくれ〜!なお、石井先生の著書『近代日本金融史序説』(※リンク先はamazon)を買って読むという方法もあります。
 学術本なので元の値段は8800円とびっくりするぐらい高い。しかし10000円を超えていないという点では、良心的なのかもしれません。恐ろしい……😭
 今amazonで確認したら6000円前後で取引されてるみたい?冊数少ない上に絶版しているため、早めに買ったほうが良いのかも。銀行史の勉強するなら間違いなく買って後悔はしないでしょう。

 え〜ここで朗報です。
 なんと令和6年度より、三井文庫論叢の既刊ほぼ全てがpdfとしてネット上にアップされ、誰でもタダで閲覧できるようになりました。
 という訳で、題名にもpdfのurlを貼っておきました。三井文庫論叢は三井オタクの神です。

オプション四冊のご紹介

 ここから先は上の三冊を買った上で、よければどうぞって感じの、いわゆるオプションのような本です。内容が難しかったり、ニッチだったり、あるいは三井銀行にフューチャーした本ではないもの。手短に紹介していきましょう。


池田成彬『私の人生観』(文芸春秋新社、1951年)※リンク先はamazon
 『財界回顧』を読んで池田成彬に興味を持ったら、ぜひ読んでください。財界回顧の公的な池田とはまた一味も二味も違った、私的な彼の側面を知れば、もはやギャップ萌えどころではありません。いわゆるエッセー集のようなもので、記者の質問に対し池田成彬が自分の考えや経験談を書き、それを集めた本。人に対する(ちょっと辛辣な)評価や、世間に対する目線、趣味における暴れっぷりなど、池田成彬の性格や思想をさらに深く知ることができます。

安岡重明編『財閥形成史の研究 〔増補版〕』(ミネルヴァ書房、1998年)※リンク先はamazon
 三井財閥に関して、堀江先生のものでは満足できない!もっと重点的に知りたい!というバーサーカーになってしまった貴方にオススメなのがこの本。安岡先生は三井研究の大家であり、これは一つの集大成とも言える本だ。近世の”三井組”はどのようにして”三井財閥”へ変貌したのか?
 明治維新を一つの区切りとせずに、江戸時代の三井呉服店から明治末の三井合名会社、更に戦時までの”三井像”を繋げて描いてみせるのが先生最大の持ち味。いわゆる学術本なのですこし難しい。
 なお先生は『日本財閥経営史 三井財閥』という本も書かれているが、これは1982年の出版であり、少し古いので内容に違いが有るかもしれない。ただ、『財閥形成史の研究』は本文540頁の中で鴻池組と三井組という二組について書き、比較した研究書である一方で、『日本財閥経営史 三井財閥』は本文350頁、三井財閥オンリーなので、量を求める方はこっちにしてもいいかもね。

岡崎哲二『持株会社の歴史』(筑摩書房、1999年)※リンク先はamazon
 三井財閥以外の財閥も気になるなぁという方にオススメなのがこの本。戦前四大財閥(三井、三菱、住友、安田)と浅野財閥、日本産業、合計六財閥の事業展開の歴史とその構造を描いた作品。簡潔にまとめられた内容で、各財閥の特色や背景をさっと知ることができる。例えるなら、四方を見渡す展望台のようなもの。詳しく知ることはできないが、外観を知る上では非常に役に立つ優れモノ。amazonではなんと250円程度で取引されている。恐ろしく安い……これはコストパフォーマンス抜群と言わざるを得ません!

武田晴人『日本経済史』(有斐閣、2019年)
 経済史がやりたいなと言う方にオススメ。幕末開港からバブル崩壊まで、近現代の経済史を知ることができる本。グラフの他にも当時の写真や雑誌の挿絵が多く、学術本というよりまさに教科書のような雰囲気。内容も(比較的)分かりやすい書き方であり、財界の本を読む隣においておけば、なにか出来事や企業に関して調べる際に重宝するでしょう。

おわりに

 以上、var:Int!による三井銀行関連本のご紹介でした。
 ほんとうは『米山梅吉伝』とか『在りし日』といった経営者の評伝ももっと紹介でしたかったのですが、三井銀行全体で見ると、まぁオススメというには難しいかなという感じなので、自重しました。二冊とも追憶録のような内容が中心。いや、色んな人から見た故人の追憶集というのは、経営者からすると最高の形態なんですけども……。ちなみに『在りし日』はあまりの温かさに心が浄化される程の本なので、オススメです……🥲