2023年の米山さんの誕生日に作ってもらった推しコンビ香水の感想文です。以前celesさんで推し香水を頼んだことはありましたが、そちらは既存の香水から選んでもらうタイプの香水だったので、今回は調香してもらうタイプのものを注文しました。ちなみにselesさんで頼んだ香水は「米山梅吉がつけてそうな香水」だったのですが、ACQUA DI PARUMAのコロニア インテンサでした。分かる。性格の爽快感が特徴的な男なので。
全体的な印象の要約
- ホワイトフローラル→ホワイトムスク
- 爽やかで清廉な香りから、リラックスするような穏やかで甘い香りになる。
美しいよ〜この香り!!!まさに推しカプの光に溢れているよ〜後光が差して尊さが溢れんばかりの香りだよ〜!もう日常的に使いたいってくらい良い香りがする。もうお守りかな?てくらい心が落ち着くできる香り。ありがとう……ありがとう……。
普段使いしづらい香りでも……良いよ!てオーダーシートには書いたけども(実際レザーやアクア系など人を選ぶ香りになることもある)2人は銀行家で社交的かつ人格者として生きてきたから、万人に好まれるようなホワイトの香りになりますよね……て納得する他ない香りだった。
調香師さんが書いてくださった香りのシートには入りきらなかった解釈まですごく伝わってきて、本当に……読み込んでくださったんだな……てことが伝わってとても嬉しい……オーダーした後自分の書いた二人の解釈見直して恥〜!!!て思ったけど、全然問題なかった。むしろ良いことしか無かった。
Top Note:スッキリとした甘い香り
ベルガモットの持つ真っ直ぐ、スッキリした香りに寄り添う梨。同じくスッキリとした香りを持つ者同士だが、甘いジューシーな側面も持つ。スッキリとした香りは時に冷たく孤高な印象を与えるかもしれない。しかしその隣に梨の香りが寄り添うことで、爽やかだが親しみやすい、清廉な香りに昇華されている。
Bergamot「燃える思い」「安らぎ」「柔らかな心」
スッキリとした香りに対し、「燃える思い」という相反する花言葉を持っている点が面白い。池田成彬も、冷淡に見えて自分の正義を突き通す闘争心は強いので、良い〜とっても合ってるよ〜〜〜♡
Pear「博愛」「慰め」「癒し」
梨は白く華やかで可愛らしい花期を楽しませてくれた後、たくさんの実をつけることから、この花言葉がついたそう。……もう花言葉一言目で米山梅吉……しかもたくさんの花と実をつけるて……幸せをできるだけ他人に与えようとする米山梅吉……。
ちなみに、中国でも梨は愛され、唐代の玄宗の劇団の呼び名から由来して現在の歌舞伎界のことを「梨園」という(文芸界のことを「文壇」と呼ぶイメージ)。米山梅吉はその男前な面構えから若い頃歌舞伎役者に間違われ、本人もそこから歌舞伎を見るようになったので……これは……「運命」ですか?オタクすぐ信じちゃうよ?
ァ……推しカプ……寄り添うことで柔らかくなる解釈……推しカプの第一印象なんよ……。というか梨の甘い香り意識しだしたらもう米山さんの慈雨の笑みにしか見えなくなってしまった。池田さんのことを笑顔で見守ってる米山さん良すぎる。
Middle Note:フローラルながら穏やかな香り
スッキリとした香りから、穏やかな香りへと変化する。アイリスは上品でフローラルな香りでありながら、どことなくウッディな側面があり、落ち着いた香り。一方鈴蘭は、清潔感優しくあふれるようでありながら、少し青さもある香り。「純粋」という花言葉通り、気品溢れる香りのイメージで調香されたそう。
両方とも気品あふれるイメージの香りだが、二つが合わさったこの香水のMiddle Noteは、意外にも穏やかな優しさで包まれている。フローラルな華やかさを包み込む、親しみやすい柔らかな香りは、まるで春の柔らかな日差しを浴びた羽毛ぶとんのように人を包み込み、リラックスさせる。
Iris「信じる心」「優雅」
アヤメの花。山中でも立派な花を咲かせることから「希望」の意味を持つ。日本でも古くから親しまれてきた花であり、青や白などはっきりとした色の花と天に伸びる力強い葉は池田の持つ古武士的なイメージと重なる。匂いだけじゃなく花の見た目も解釈一致です。
Muguet「純粋」「純潔」「謙虚」
言うことないが?聖母マリアのベールに似た葉から純粋さなどを表す……はぁつまり「慈母」ってことね……。そしてその大きな葉に隠れてしまうほどの小さな花の特徴から、慎み深さを表すと言うことで、ね。恥ずかしがり屋さんなんだから……可愛すぎ‼︎「純潔」「謙虚」と言う二点ならこの花は別に池田を表す花でも良いじゃんと思うんですけど、聖母マリアのエピで完全に米山さんの花だと気づけました。
いや……「気品」が「優しさ」に包まれてるの、最高すぎる……。人をリラックスさせる穏やかで甘い香り……。米山梅吉強すぎる。池田成彬の怜悧で古武士的な印象を包み込む「慈母」。この2人があわさることで積極的な優しさのイメージになるの、良い……。三菱銀行と三井銀行の違いを感じた。三菱銀行(串田時代)は多分渋くて少し近づきがたい位の紳士らしさが溢れるスパイシーなウッディとかレザーだろうなという想像。
Last Note:クラシカルで上品な香り
白檀(サンダルウッド)の香りと杉(シダーウッド)の香りがメイン。オリエンタルな香りを持つ二つだが甘さもふくみ、クールというよりも爽やかで余裕のある印象を受ける。シダーウッドの持つスパイシーな側面を、サンダルウッドの甘さによって爽やかな方向にブラッシュアップしているのが素晴らしいと思った。
サンダルウッドは二人の書画好きという共通の趣味から来た、気品と落ち着きのある香りのイメージ。
sandalwood「平静」「沈着」
白檀。日本においても古くから香道で用いられ、そのほか扇子や仏具などに用いられてきた。深く心を沈め、緊張や不安をほぐしリラックスさせてくれるくれる香り。葉、茎、花、根など様々な部位が用いられ、多くの木が伐採されたため、現在ではかなり希少な香料。血流を促進し冷えやむくみを改善し、あるいは熱を発散して冷ます効能がある。
また、白檀は抗菌作用を持っている。この高潔さ!そして人格者と希少さという二点を聞くとやはり『財界巨頭伝:立志奮闘』の「貧しき学僕から信託王となった 米山梅吉氏奮闘伝」にあるギリシアのダイオゼネスの逸話を思い出す。正直な人、つまりは操守堅実なる人物とは希少なるものだ。世に才気煥発の鋭才葉少なからずといえども、尚且つ毅然たる人格を有するものは漠矇たる闇夜に浮かぶ星の如く寥々とした存在である。え〜、何が言いたいかって言うと、二人とも性格全然違うのに、「謙虚で堅固たる人格者」って言うところは一致してるの、人格者好きの自分としては本当に最高すぎます。ありがとう……。
cederwood「変わらない友情」「雄大」
北アフリカ原産のマツ科の一種。針葉樹林の中でも最も大きく、根をしっかり張るため偉大なる力の象徴とされてきた。シダーの語源はアラビア語で「力」を表す。体に使えばリンパの流れを促進し、また防腐防虫作用を持つ為古くから神聖な儀式や寺社仏閣に用いられてきた。はい、池米は二人とも頼り甲斐のある「力」を感じさせ、なおマツのような威厳のある漢、でございます。リンパの流れを促進し→新しいものを取り入れると言う解釈でよろしいか!?池田さんは改革派、また人を使うときに派閥や年齢を気にしない人で幅広く使うのは言うまでもないことですが、米山さんも信託の際に米国式の新しい重役構造を取り込むなど、結構新しいものに積極的な人。また、若い学生の支援もよくしてました。防腐防虫作用については、言及する必要もございません。この人格者二人がいて腐敗する組織があるわけ、ないですね……。
ウッドとシダーウッドは……ウッディ系の中でもエキゾチックと落ち着く香りの分岐点みたいな属性を持つ二人で……その……反対の側面を持つはずの二つを合わせるセンス……脱帽。ありがとう、ありがとう……。今まで似通っていながら少し異なる一面を持つ香料を合わせてきた中で、最後にこの……イメージ的に正反対の二つを合わせて上品な一つの香りにまとめあげる、この香水の物語、天才だ〜〜〜!
結論
やっぱ綺麗な人の香水って綺麗な香りになるんだなぁ……。